Monday, March 9, 2020

5. スピリチュアリティに働きかける精油



万里:精油なんかはね、ほんとうに世界各国で採れているものだから、
ちょっとそことはまた離れた世界…
(その土地で採れるものを使う事に、意味を見い出すのとは違う世界)ある意味。
離れた世界だけど、それがね、またアロマの面白いところでもあって。
地産地消とはまた違う面白さがあるんだよね、アロマって。

フランキンセンスなんて、エチオピアとかあっちの方じゃない? 

でも、そっちのほうの香りを嗅いでどっかいけちゃったりとか… 
そういう楽しみもあるのよね、アロマって。
だからある意味、すごくスピリチュアリティに働きかける。
いろんなイメージ湧いてきたり、思い出したり…
すごく可能性と深みがある。

このブレンドだってね。組み合わせによってね。
(アルコールに数種の精油をブレンドした、万里さんの手作り香水を指して)

VW:ほんとだね。驚いちゃうね。同じような組み合わせでも、
こんなに香りのイメージが変わってしまうんだね。

万里:そう。無限の。
だからアロマに関しては世界各国のものを使わせていただきながら、
いろいろ可能性を開いていく楽しみっていうかね。
今の時代ってスピリチュアリティがどんどん開いていって進化しているから、
アロマってそういう意味ですごくいいと思う。
香りっていうね、誰でも嗅げて感じられるものだから、
深く考えないで誘導してもらえたりする。
ある意味とっても手軽でありながら神聖な世界。

VW:たとえばどういう感じでっていうのはある? アロマを使った時、
どういう感じで誘導してもらうとか。

万里:うん。それはやっぱり一番手軽なのはスプレーでね。ミスト。

VW:そうすると映像がみえるとか…そういうこともあるの? 
なんだろうね、アロマで誘導されるっていうのはどういう感覚なんだろう?

万里:どうだろうね、なんか自分への旅っていう感じ。
たとえば、ブレンドされている精油の中のひとつが、古代の記憶に通じてしまうような
感覚だったり、そこにすごく大事なDNA的なメッセージがあるように感じるの。
言葉で理解しなくても、無意識下で多分何かが開いたり、思い出したりしているはず。

VW:アロマを習いたい人っていうのは、どういう理由でくるの?

万里:そうね、現実的な理由もあるし。近頃の人だと、歯医者さんやっていて、
固くなっている患者さんを解きほぐして治療したいとか。
あとお子さんに自然なもので生活を調えてあげたいっていう人もいたよね。

それ以外の、「気配」を感じている人たちもいる。スピリチュアリティの気配。
なにかあるんじゃないかという。

VW:おもしろいね。

万里:このジュニパー(Juniper Ridgeという会社のエッセンシャルオイルの意味)の
エッセンシャルオイルもそうだけど、ものによっては精霊が詰まっている。自然のね。
そういうものを察知している人たちって、わけもなく惹かれているんじゃないかと思うの。



精油の香りは、過去から連なる 人間と植物の結びつきの記憶を呼び覚ます。

そして、この地球は天界の投影であることを思い出させる。



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