Wednesday, March 4, 2020

10. 知性を使いすぎないこと



万里:もしかして一番嬉しいのって、やっぱりピースフルランドスケープ。
なんでもない、ただの平和な美しい地球だけをわたしは欲しい。
別に他はどうでもよくて。
今わたし達は、動物と人間と鉱物と植物と分けているじゃない?
完全に違う意思を持っているとか思っているけど、実はそうなのかなって思うの。
わたし達はすごく発達していると思っているじゃない?
思っているけど、違う現実ってある気がするの。
まるで違う。

VW:たとえば?

万里:ほんとに平等な世界。
意思の疎通ーーー。違う分野の生き物たちとほんとに対等に、この地球に住む生き物として、
意思疎通し合った、ピースフルな地球っていう現実がもう一つある気がするの。

VW:よく人は言うよね、人間は他のものと一つ違うのは、思考できることだとか、
こうやって発言できたり、何か作ったりする能力だとか、
何か違うものを人間は持っていると言うでしょう? 万里さんはどう思う?
この地球上に他の動物とか植物とかの一つとしている人間について。

万里:そうだね、ほんとの知性ってやっぱり、ある意味使いすぎないことだと思う。







万里:知性を使いすぎないこと。それがほんとうの知性だと思う。

VW:たとえば? 知性を使いすぎないっていうのは、どういう感じ?

万里:ある意味、人が優れすぎてると思いすぎちゃっている知性。
だって、ある意味半ぼけのほうが地球が上手くいく時だってあるじゃない?
そっちの方が、幸せだったりうまくいくこともあったりする。
地球の平和というよりは、人の利便性などの為に発達させた技術を使いすぎたり…
ということもあるかもしれない…


ほんとの知性は、使いすぎないこと。
地球に住む素朴な生き物として、「鈍化させる」ことも必要だと思う。

放っておくとわたし達ってどんどんいろんな面で、素朴からは… 
素朴っていう意味も深い意味でいま自分の中で捉えているけれど、
抑えるっていう意味もあるし…美しいままに保つために、
ある意味自分の持っているすべてを使い切らない方がいい時もある気がするの。

ーーー 今まで試されていたかもしれないよね。
人間達はどこまで自分たちを使っちゃうのかっていう。
それで文明はどんどん発達させては壊し、壊され…
そこを抑制っていうのも変だけど、どこで抑えるか、止めるかっていう知性を、
そろそろ試されているんじゃないかなと思う。

価値観ってことにも関わっていくけどね。地球の美とか、調和を一番にした時の、価値観。

地球上のすべての生き物が… 今は人間の意識が変われば、ということなんだけど…
すべてその価値観だけで生き始めた時、一体何が起こるか… 
それが、神とか、宇宙に符合した究極の世界が在るんではないかと。

でね、発達っていっても、アトランティスとかそういうところがやった発達じゃなくて。
ほんとうに素朴な、平和とか美しいままに… とか、
そういう単純な動機でやってみてもいいんじゃないかなと。
もういいんじゃないかなと思うの。

❦ 


10. 知性を使いすぎないこと by Thevisionwalker

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