Monday, March 2, 2020

12. 植物の違う側面を見る




VW:治し方でさ。ほら、毒を毒で制す、みたいな
(ホメオパシーのようなことを言いたかったんですね)
そういうのがあるじゃない?
あれって、すごく希釈を薄くすればする程、効果的だって言わない?
ちょっと正しいかどうか解らないけど、結局あれも、何かが持っているものと、
自分の持っているものとが呼応して、良くなったり、変わったりするんだよね。
そういう世界の話しだよね?
目には見えないけど、何かに呼応し合っているんだよね。
自分の粒子と。
もっとそういう世界を、意識的に感じていく時だって思うんでしょう? 万里さんは。

万里:それ言いたかったの。(笑)
言ってくれた。 うれしい。(笑)
そう、敏感な人が増えるのは良いと思う。すごく良いことだと思う。

VW:敏感な人が増えるとさ、機能しないものをフォローできなくなるじゃない?
たとえば社会システムとか。
ほんとはあまりワクワクしていない何かを毎日しているってことは、
耐えられなくなってくるんじゃないの?

万里:まさにそうです。

VW:今の社会のシステムをフォローしなくなる人が増えたときが、
ひっくり返る時だったりするんでしょうね。
たぶん。

万里:そう。
たぶんね、そこに(ワクワクしない生活をフォローしないと決めるための)理由付けが無いと
怖いんだと思う。
ひっくり返ってじゃあどうなっちゃうっていう。
ただね、わたし達はもうちょっとそっちに(ワクワクしている世界に)
明るいものが見える気配を感じているから。
そういうことが、敏感であるようになれば、論理でなくわかるはず。


VW:今まで歩いてきた道のようにこれからも続いて行く、
それで死んでいくっていう、(そして何に目覚めることも、自分を見つめることもなしに、
生を終わらせる)人生ってものがあるじゃない?
やっぱり、この見えないものに呼応していくっていうのは新しい(世界の現し方)よね、
すごい古い(太古からの生き方でもある)んだろうけど新しいよね

万里:わたしも今までお花をやっていた時は、ビジュアルという側面から、
植物を見るのがすごく強かった。
目に見える美しさ。
今ももちろん、目に見える美しいものは好きなんだけど。

香りっていうのはやっぱりそれとはまるで違うところで。
自分に働きかける側面も全然違うもの。
もうちょっと自動的で本能的に呼び覚まされる側面が大きい… 
なにか眠っていたものとか、何かを思い出すとか…
「見る」ということだけでは、ここまで奥深い糸みたいなもので
引っ張られたことはあまりないんだよね。

香りってそれが不思議だなぁと思う。
表現できないんだけどビジュアル方面から呼び覚まされるものとは違う、力がある。
見えないからこそ、スピリチュアリティにすごく関係しているような。

本当に、不思議だなぁと思う。
こういう植物のことでも、見れば葉っぱとか果実とか、
そういった現実の物としてで見えているけれど、こういう瓶に収まった
エッセンスという形になると、香りというものになって姿は見えないじゃない?

一つの物質だと思っていたものが、霊体的にはいろんな表現になることって、
おもしろいよね。
食べる時は物質で食べたり、愛でたりするけど、そういう姿が無くなって、
こういうもの(精油という形)になると、髄の一つが見えるみたいな。
キャラクターね。
とっても不思議で面白くって深い。



VW:(目に見えないという点で) 香りって音みたいなもんだね。音もそうだよね。
ダイレクトに入ってくるっていうかね。
見えないのにね。

万里:だからこそ感覚で突き止めようとも思うのかもしれないんだけど。
このアロマを始めた時に思ったのは、植物の違うワンパート(側面)のカーテンが開いたって感じ。
今までやってきたのは見ることに重きを置いていて、これからは違う所のステージが、
カーテンが開いたって感じがする。

VW:ある意味これは、ものすごい速さで変化させていく一つの要素、かもしれないね。


万里:かもしれない。

VW:段階がいらない、っていう感じだよね。これって。
あと、たくさんのものをカバーできるじゃない?
地球とか包み込めるじゃない?香りで。
それってすごく、速くてエフェクティブ(効果的)っていうかさ、
今までのような1から2から3っていう段階じゃなくて、
あっという間に10に行けるような…
自分がそれにアジャストできればね。

万里:そうそう。まさに。

VW:すごいものだね。

万里:そうだね。とってもね。



*今日で全12話が終わりました。楽しんでいただけましたか?
明日は、加藤万里がとても大切にしている言葉をご紹介して、この連載を
終わりたいと思います。
明日もどうぞお楽しみに。





12. 植物の違う側面を観る by Thevisionwalker

No comments:

Post a Comment